フォー魚クソング(1)
西岡恭蔵(ディランⅡ)さんの「プカプカ」を紹介しましたので、青春のフォークソングを振り返ってみたいと思います。まずは・・・魚型のフォークから。
もちろんスプーンもあります。
フォークやスプーン立てが魚型のものもあります。
こんなスプーンで食べると、すべて魚の味がするかも?
■友部正人は新宿駅西口でフォークゲリラが活躍していた頃、名古屋で「栄解放戦線」というフォークゲリラ活動に参加していました。そして70年には大阪へ移り、あの有名な「喫茶ディラン」を拠点に活動を始めました。このアルバムはそんな彼のファーストアルバムです。
そしてこのアルバムでは「高田渡」「西岡たかし」がバックミュージシャンとして参加しており、当時の友部正人の交友関係もうかがい知ることができます。当時、和製ボブ・ディランと言われた人もたくさんいましたが(岡林、拓郎など)友部正人はある意味では初期のボブ・ディランに最も近いアーティストではなかったかと思います。友部正人の魅力はそのトーキングブルースにあると思いますが、 このアルバムのタイトル曲でもある「大阪へやってきた」やセカンドアルバム「にんじん」に収録されている「乾杯」などは今聞いてもその新鮮な言葉の切り口には感心させられます。