ぎょ(172) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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祭り(8)


くわな1

■三重県桑名市「金魚祭り」 九華公園内にある鎮国守国神社の明治から続く由緒ある祭で、毎年5月2日と3日に行われます。松平定信は金魚を愛好したので、大和郡山の金魚屋が江戸へ金魚を運ぶ途中、桑名藩主へ献上しました。


くわな2


5月の2~3日の大祭日には境内に金魚の市が立ち、金魚祭りと呼ばれるようになりました。今は旧藩士の町内からこのような子供のみこしが奉納されます。


くわな3


当日は近郷の金魚屋が自慢の金魚を披露、氏子たちも金魚みこしをかついで町内を練り歩きます。金魚すくいをはじめ約30店の露店が並び、商人による金魚市など、当日は境内が金魚一色になります。最近は金魚を扱う業者が少なくなり、活気が失われつつあったので、新しい試みとして堀に張り子の金魚が登場しました。夜には火が入って大変美しく、大成功だったようです。


くわな4


くわな5


くわな6