「遊び」と「学び」の橋渡しをしてくれたのは、私の場合「収集」する
ということでした。植物採集ではやたらめったに野草を採ってきて
図鑑で名前を調べて「押し花」にして画用紙にはりつけて・・・という
毎日をあきるまでやってきました。当時、「百科事典」は「押し花」
の重しとして重宝したことを覚えています。同様に、昆虫採集にも
夢中になりました。科学者にでもなったような気分で次々に標本
を作成しました。ただ昆虫は少し・・・いや、随分と臭かったので
年齢とともに離れていってしまったようです。でも大人になって、
素晴らしい標本を見ると欲しくなって、自分では採集したりはしま
せんが、部屋のアクセサリーとして飾ったりしています。