「すくらんぶる」展は最後の教え子たち25歳との展覧会
ですが、(11)で紹介した河合由美子さんは35歳、最初
の教え子たちは45歳になります。ちょうど20年間美術を
指導してきたわけです。最近、子どもが変わったと世間では
言いますが、45歳・35歳・25歳の教え子たちとの付き合い
を通して感じるのは、「子ども心」は不滅だということです。
20年間の教え子たちの「子ども心」は今も変わっていません。
問題なのは、「子ども心」を失った・忘れた大人たちの方だと
思います。私自身は教え子たちとの付き合いを通して、かろう
じて「子ども心」を見失わずに今日まで過ごしてくることが
できました。そういう意味で教え子たちに感謝していますし、
何とか彼ら彼女らに豊かな生活を提供してやりたいと
関わり続けているわけです。
さて、河合由美子さんに捧げるフォトモンタージュ作品も
制作しましたので紹介しておきます。