「さてん」でモーニング。ズボンのポケットに小説をつっこんで「さてん」へと急ぐ。あの頃は大江健三郎さんにはまっていた。彼女とひたすら歩いて、歩いて歩きつかれて「さてん」に入る。わざわざ京都まで出かける。めざすは・・・「イノダ」高田渡さんの「珈琲不演唱（コーヒーブルース）」三条へいかなくちゃ／三条堺町のイノダって云うコーヒー屋へね／あの娘に会いに／なに好きなコーヒーを少しばかり／おはよう可愛娘ちゃん／ご機嫌いかが／一緒にどう／少しばかりっての／俺の好きなコーヒーを少しばかり／三条へいかなくちゃ／三条堺町のイノダって云うコーヒー屋へね／あの娘に会いに／なに好きなコーヒーを少しばかり／いい娘だな／本当にいい娘だな／熱いのお願い／そう熱いのをお願い／そう最後の一滴が勝負さ／俺の好きなコーヒーを少しばかり／三条へいかなくちゃ／三条堺町のイノダへね／あの娘に会いに／なに好きなコーヒーを少しばかり／あんたもどう／少しばかりっての
最近、辻香織さんがこの曲をカバーしてメジャーデビューした。時代は巡り巡っている。そんな今日このごろ。