あまり期待せず、また高額な入館料に閉口しながらもせっかく来たのだからと入ってみると、感動そして感動またまた感動。陶板だからと馬鹿にはできない是非おすすめの美術館です。大塚製薬グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」。オリジナル作品は近年の環境汚染や地震、火災などからの退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2,000年以上にわたってそのままの色と姿で残るので、これからの文化財の記録保存のあり方に大いに貢献するものです。門外不出の「ゲルニカ」をはじめ戦争で分散していたエル・グレコの大祭壇衝立の復元など画期的な試みもなされています。http://www.o-museum.or.jp/japanese/index.html