まるの話(3) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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「まる」から「円」へ。学校教育の意義もここにある。「ことば」から「文字」へ、「具体」から「抽象」へと思考回路が切り替わっていく。そして同時に経済感覚も磨かれ、大いに生活臭が漂ってくる。「円」それはまさしく日本経済の象徴となる。そうそう新札がでましたね。5000円札に樋口一葉が登場して話題になっていますが、裏面もなかなかのものです。尾形光琳(1658-1716)の「燕子花図」です。金箔地一色の大画面に、群青と緑青だけを用いて燕子花の群生を描いています。江戸時代(18世紀)の作品で国宝、根津美術館収蔵。この画像は財務省HPから拝借しました。http://www.mof.go.jp/index.htm