レディ・バニッシュ/暗号を歌う女(THE LADY VANISHES)
監督 アンソニー・ペイジ
出演 エリオット・グールド、シビル・シェパード、ハーバート・ロム、アンジェラ・ランズベリー、ジェニー・ラナカー、ヴラデク・シェイバル、ウォルフ・カーラー
出演 エリオット・グールド、シビル・シェパード、ハーバート・ロム、アンジェラ・ランズベリー、ジェニー・ラナカー、ヴラデク・シェイバル、ウォルフ・カーラー
1939年、ドイツのババリア地方。ロンドン行き列車に乗り込んでいく旅行者の中に、若い女性がいた。彼女アマンダ・ケリー(シェパード)は、アメリカの富豪の娘で、前日飲みすぎて二日酔いで、ふらつきながら列車に飛び乗り、行きずりのコンパートメントに座り込んでしまう。そこにはキスリング男爵夫人(ジーン・アンダーソン)の一行が座っていたが、ミス・フロイ(ランズベリー)という陽気な英国婦人が入ってきた。彼女はアマンダにあれこれと気を遺い、食堂車へお茶を飲みに行こうと誘う。紅茶をすすめるミス・フロイだが、アマンダはそこでもウィスキーを注文。席に戻ったミス・フロイは、ひと眠りするようアマンダにすすめたが、彼女が目をさますと、ミス・フロイの姿はなく・・・・・
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210615/20/manabun1967/00/11/j/o1080068914957952749.jpg?caw=800)
ヒロインのアマンダ(シェパード)。いやー色っぽいです。テレビシリーズ「こちらブルームーン探偵社」のマデリン役で一世を風靡しました。ブルース・ウィリスとの掛け合いが最高でしたよ!久々に見たくなってきました(笑)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210615/20/manabun1967/d5/1f/j/o1080073314957952765.jpg?caw=800)
悪いSSヘルムート(カーラー)。ウォルフ・カーラーは70~80年代のナチス役者としてはトップクラスです。「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」のディートリッヒ役をはじめ、「ナバロンの嵐」「ザ・キープ」など出演作は数知れず。「ザ・キープ」のDVD出ないかな。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210615/20/manabun1967/07/cf/j/o1080073214957952780.jpg?caw=800)
「ラララー、ララーラーラー」と暗号を歌う三人。気持ち良いエンディングですが、ロバートはこんなアル中アメリカ女と結婚しても楽しいのは最初だけですよ(笑)。この作品、ドラキュラやフランケンシュタインで有名なハマーフィルムの最後の作品なんですよね。ハマーホラーも大好きです。
(寸評)
ヒッチコックの「バルカン超特急」のリメイクで、ストーリーもほぼそのままです。ヒッチコックには及ぶべくもないですが、シェパードとグールドの魅力が素晴らしく、それなりに楽しめます。今回VHSで再見しましたが、調べたら日本版DVDが出てるんですね。探さないと。
(評価)☆☆☆(5点満点) *VHS