史上最大の作戦②(1962・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

史上最大の作戦②(THE LONGEST DAY)

 

「史上最大の作戦」の第2回はドイツ軍の人物紹介を行います。ドイツ軍の場面は「橋」のベルンハルト・ヴィッキが監督しています。

ルントシュテット元帥(中央)を演じたのはパウル・ハルトマン。本作以外では見たことありませんが、「謀略戦線」という作品などに出演しているようです。右はブルーメントリット将軍(クルト・ユルゲンス)。ドイツの大俳優ですね。「眼下の敵」のフォン・シュトルベルク艦長ははまり役です。駄作と言われる「アルデンヌの戦い」とか「戦争のはらわた2」とかにも出ちゃってます。作品を選ばないタイプだったのかな。左の将校はワルター・ゴテルですね。彼は007シリーズなどで有名ですが、ここではセリフもないちょい役でした。
ロンメル元帥(左)を演じたのはヴェルナー・ヒンツです。「暗殺計画7.20(総統爆破計画)」ではベック
将軍を演じていました。右は副官のラング大尉(ティル・キーウェ)。大脱走の看守役など戦争映画への出演多数です。
左は第7軍参謀長ペムゼル少将(ウォルフガング・プライス)。彼は戦争映画の高級将校を多数演じています。右は第15軍司令官のザルムート上級大将(エルンスト・シュローダー)。「総統爆破計画」「偽の売国奴」などに出演しています。
ウォルフガング・プライス好きなのでもう1枚。何度も登場します。全出演者の中で一番登場シーンが多いかも。右はペムゼルの部下のハンス・ゾーンカー。
「秋の日のヴィオロンの・・」 について語るのはマイヤー中佐(左・ハインツ・スピッツナー)。右は部下のロバート・フライターク。「大脱走」の収容所副所長役で私の中では有名。
ノルマンディーにいた第84軍団の司令官マルクス中将を演じたのはリヒャルド・ミュンヒ。図上演習で連合軍を担当して、悪天候にノルマンディーに上陸して勝利します。「大列車作戦」「レマゲン鉄橋」などに出演。
こちらはシュパイデル将軍(ウォルフガング・ビュットナー)です。「総統爆破計画」ではオルブリヒト将軍を演じていました。
プルスカットの上官、オッカー大佐を演じたのはペーター・ファン・アイク。「レマゲン鉄橋」「攻撃」など戦争映画にたくさん出てますが、「寒い国から帰ったスパイ」のムント役が好きです。
プルスカット少佐(ハンス・クリスチャン・ブレヒ)。代表作は「バルジ大作戦」「レマゲン鉄橋」など。表情豊かな名脇役ですね。
空軍のヘーガー将軍(カール・ヨーン)。知らない役者さんですが、部下のプリラーとのやり取りが面白かったです。
こちらがプリラー中佐(ハインツ・ラインケ)。「レマゲン鉄橋」「地獄の戦場コマンドス」などに出演しています。
長靴を左右吐き間違えた将校を演じたのはクルト・マイゼル。ドイツ戦争映画の常連で出演作多数。ハゲのドイツ将校といえば、今はクリスチャン・ベルケルですが、60年代までは彼の独壇場でした(笑)。
ヨードル上級大将役はウォルフガング・ラクシー。「怪盗軍団」にホルツ(ヘス)役で出ています。他に「オデッサ・ファイル」などに出演。
次回はドイツ軍以外の俳優などについて書きます。