大砲奪還作戦(1942・英) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

大砲奪還作戦(THE FOREMAN WENT TO FRANCE)

 
監督 チャールズ・フレンド
出演 トミー・トリンダー、コンスタンス・カミングス、クリフォード・エヴァンス、ロバート・モーレイ、ゴードン・ジャクソン、アーネスト・ミルトン、チャールズ・ヴィクター、ジョン・ウィリアムズ、ポール・ボニファ
1940年、ナチスドイツはフランスに侵攻。フランスのある町にはイギリスから砲弾製造の重要な機械3点が貸し出されていた。これをナチスの手から守るためにイギリスの技師フレッド・キャリック(エヴァンス)は交戦中のフランスに渡る。しかし、フランスには多くの難民、ドイツへの協力者やスパイなどがおり、ドイツ軍も近づいてくるのだが・・・
主人公たちが乗る車輛はアルビオンの大型トラックです。無骨でカッコいいです。大活躍します。
避難民の中に謎のフランス戦車がいます。左と右奥に2輛いますね。
一瞬アップになりますが、全体を見せてくれずよくわかりません。imcdbにもないので不明。いつか究明したいです。
ラスト近く進撃するドイツ戦車も出てきますが、こちらも遠すぎてさっぱり。さっきのフランス戦車と同じ可能性も。
このトラックはシボレーあたりのアメリカ車ですかね。
この救急車も車種は分からず。imcdbの発展を望みたいです。1940年代はちょっと弱いんですよね。
飛行機ですが難民襲撃シーンにメッサーが登場。本物でしょうか?少なくとも記録映像ではないです。飛行機苦手なのでどなたかコメントよろしくお願いいたします。
Ju87スツーカも登場。これは模型か特撮ですかね。爆弾は一発だけのはずが三発落とします。
右が主役のフレッド(エヴァンス)。前に書いた「栄光の軍旗」でも主演でした。戦時中の作品への出演が多いです。左はナチ派の市長を演じたロバート・モーレイ。「素晴らしきヒコーキ野郎」「料理長殿、ご用心」などに出演してますが戦争映画にはあまり出てませんね。
右はトミー(トミー・トリンダー)。イギリスでは有名なコメディアンみたいです。左はジョック役のゴードン・ジャクソン。「大脱走」のマックなど戦争映画への出演多数。結構戦時中から活躍してたんですね。しかし若いな。
ヒロインのアン(カミングス)。アメリカの女優さんですが美しいですね。「陽気な幽霊」などに出演していますが、日本ではあまり知られていないですね(私も知らなかった)。
途中で連れていく孤児の子供たちがすごく可愛いです。トミーが歌っているのは「リパブリック讃歌」です。日本では「ともだち讃歌」として知られていますね。「そーらにはおひさーま」。子供の頃歌いましたよね。
 
(寸評)
戦時中のプロバガンダ作品ですが、なかなか面白い名作です。「第5列(本来味方であるはずなのに実は敵)」という言葉が執拗に出て来るのが時代を感じます。廉価なDVDがあり画質も良好なので買わないと損かも。
(評価)☆☆☆☆(5点満点)    *DVD