戦場を駆ける男(1942・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

戦場を駆ける男(DESPERATE JOURNEY)

 

監督 ラオール・ウォルシュ

出演 エロール・フリン、ナンシー・コールマン、レイモンド・マッセイ、ロナルド・レーガン、アラン・ヘイル、アーサー・ケネディ、アルバート・バッサーマン

第二次大戦のイギリス。米英豪加の混成の爆撃機がポーランドの鉄道基地を目標に飛び立った。爆撃には成功するものの、ドイツ軍の対空砲火のため不時着し機長は戦死してしまう。かろうじて生き残ったフォーブス(フリン)ら5人は捕虜として捕らわれてしまうが隙を見て逃走し、国外脱出を試みるが…。

こちらは主人公たちが逃走に使用した乗用車。アメリカ車でしょうか?

ドイツ軍のバウマイスター中佐の車輌。こちらはホイールにスリーポインデッドスターがあるし本物のメルセデスかな?

この大型トラックよい感じですが車種などはわかりません。

主人公たちの爆撃機はB17です。実機や模型などを駆使して大活躍。

最後に逃走に使うのはロッキード・ハドソン。味のある機体です。

珍しい正面からのショット。戦時中の戦争映画にはよく登場しますね。

メッサーシュミット109も登場。本物でしょうか?模型かも。

これはユンカース・スツーカ?。1942年の作品なのでまさか本物ではないですよね。

主役の三人。右からフォーブス(フリン)、フォレスト(ケネディ)、ハモンド(レーガン)。エロール・フリンについては「暴力に挑む男」の項目を参照。アーサー・ケネディは「アンツィオ大作戦」「アラビアのロレンス」などに出演している名優。レーガンは後にカリフォルニア知事を経て第40代の合衆国大統領になります。俳優としては西部劇への出演が多いですね。

ヒロインのケート(コールマン)。キリッとしたべっぴんさんですね。「暴力に挑む男」でもエロール・フリンと共演しています。

悪いナチス役は執拗に脱走兵を追撃するバウマイスター中佐(マッセイ)。「エデンの東」「西部開拓史」などで好演しています。

 

(寸評) 

これが1942年の作品?と思うほどスリリングで面白い作品です。戦時中の作品にしてはプロバガンダ臭が少なく娯楽的なプロットになっています。安価なDVDもあるので未見の方はぜひご覧ください。

(評価)☆☆☆☆(5点満点)   *DVD

(双葉)☆☆☆(4点満点) ※アメリカにも立川文庫の精神あり→立川文庫って知らなかった。ググろう。