最後の08/15(1955・西独) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

最後の08/15(08/15 IN DER HEIMAT)

 

監督 パウル・マイ

出演 O・E・ハッセ、ヨアヒム・フックスベルガー、ペーター・カルステン、マリオ・アドルフ、ルナート・ウェール、ヘレン・ウィタ、ハンス・クリスチャン・ブレヒ、ハンネス・シェル

1945年の春、ドイツは敗戦が濃厚となり、アッシュ少尉(フックスベルガー)たちの部隊も本国で最後の日を迎えようとしていた。そうした中、親衛隊のハウク大佐(シェル)は自分たちが包囲から逃げるために国防軍の敗残部隊に突撃を命じる。それを目撃したアッシュはハウクの追及を開始するのだが・・・

車輌は米軍の占領部隊でいろいろ登場します。ジープにM47パットン戦車などにぎやかなシーン。

M47パットンはアップや後ろからの映像などアングルが凝っていて、あまり全体を見せてくれません。

こちらはM20装甲車。M8グレイハウンドから砲塔を取り除いて兵員室を設けたタイプです。戦争映画では結構珍しいかも。

左が大悪人のハウクSS大佐です。右は部下のグライファーSS大尉(マイケル・ジャニッシュ)。

国防軍の軍服に着替えて部隊に突撃を命令。卑劣すぎます。

国防軍部隊が突撃中にスタコラと車で逃げるハウクとグライファー。悪すぎます。

ソフトスキン車輌は色々と登場します。この車輌良い感じですね。

今回も活躍するプラツェツク(ブレヒ・右)とコワルスキ(カルステン・左)。再会を喜ぶシーン。後ろにいるのはオペル・ブリッツですね。

主役のアッシュ(右)とコワルスキ(左)。ハウク大佐の悪事を目撃するシーンです。

今回も相変わらずのシュルツ大尉(シュレンク)。前線に出ることはついにありませんでした。敗戦が近づいてナチス党が嫌いだったと言い出す始末(笑)。

将軍になったフォン・プレニエス(ハッセ)。正義の人で野戦法廷で悪事を断罪します。

ヒロイン?のローレ(ウィタ)も相変わらずです。左はプラツェツク。

新キャラのヒロインのバーバラ(ウェール)。アッシュは彼女から色々情報をつかみます。キレイな方ですね。

最後はローレが色仕掛けで米兵を手なずけ、夫のシュルツを救おうとします。色々ありましたが夫想いなのか保身なのか(笑)。

 

(寸評)

三作目でも軍隊、組織、人間の汚さが爆発です。今の社会でもよく見られる光景で、人間って変わらないなと思います。三部作ともDVDは絶版ですが中古市場にはあるので、まだの方でには絶対にオススメです。

(評価)☆☆☆☆(5点満点)   *DVD

(双葉)☆☆★★(4点満点) ※特殊な観客でなければ興味を持てまい→私は特殊な観客です(笑)