戦線の08/15(1955・西独) | まなぶんの戦争映画辞典

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戦線の08/15(08/15 ZWETER TEIL)

 

監督 パウル・マイ

出演 ヨアヒム・フックスベルガー、パウル・ベジガー、ペーター・カルステン、ロルフ・クッチェラ、O・E・ハッセ、マリオ・アドルフ、ヘレン・ウィタ、エヴァ・インゲボルグ・ショルツ、ギッタ・リンド

アッシュ曹長(フックスベルガー)やフィアバイン伍長(ベジガー)の所属する第3砲兵中隊は、冬の東部戦線でソ連軍と対峙していた。部隊長のフォン・プレニエス中佐(ハッセ)は不足している無線機を確保するために本国にフィアバインを遣わせることにしたのだが・・・

第1作と違い冬の東部戦線が主な舞台なので、車輌はふんだんに登場します。右の乗用車はフォード製でしょうか。後ろのトラックも良い感じ。

キューベルワーゲンやサイドカーも出て来ます。定番ですね。

このトラックもいいですね。残念ながら車種などはわかりません。

このハーフトラックはなんだと思いましたが、どうやら米軍のM3系のハーフトラックの装甲板を取り外して幌を着けて装甲ではないハーフトラックに見せたようです(yawataさんより)。なんでそんな面倒なことを?

終盤に押し寄せるソ連軍にT34/76戦車が登場します。なんかちょっと違うような。

足回りなど本物ではなさそうですが、雰囲気はよく掴んでいます。この映画のために作られたのかな。

ドイツ軍は対戦車砲で対抗します。ドイツ製ではなさそうですが、何ですかね?

物語は、冒頭、フォン・プレニエス中佐(ハッセ・左)の命令で本国に無線機の調達に向かうことに。フィアバイン(右)が指名されます。O・E・ハッセはドイツの名優で「誰が祖国を売ったか」では主役のカナリス提督を演じました。

第1作に続いて登場のシュルツの奥さんローレ(ウィタ)。相変わらずの性格です(笑)。

アッシュの妹イングリッド(コルテ)も再登場。相変わらず美人さんです。右はフィアバイン。

左は新キャラのシャルロッテ(リンド)。こちらもキレイな方ですね。

最後にソ連の女性ナターシャ(エレン・シュワーズ)。すごい美人ですが。実は敵に通じています。

シュルツ中尉(シュレンク)も再登場。奥さんとの関係は相変わらず(笑)。

出世しか考えていないウィッタラー大尉(クッチェラ)。嫌なやつです。右はこれまた再登場のプラツェツク(ブレヒ)。今回も憎めないお茶目な役を好演しています。

悲しすぎまるラストシーン(涙)。左がアッシュ。右はコワルスキ伍長(カルシュテン)。

 

(寸評)

前回より軍の腐敗や人間の汚なさが強く描かれています。結末は悲しすぎますが原作もそうなのかな。「最後の08/15」に続きます。

(評価)☆☆☆☆(5点満点)   *DVD

(双葉)☆☆☆(4点満点) ※今回の戦場編は見違えるほど平凡→まあ1作目よりは落ちるけどね。