ブラックブック(ZWARTBOEK)
監督 ポール・バーホーベン
出演 カリス・ファン・ハウテン、トム・ホフマン、セバスチャン・コッホ、デレク・デ・リント、ハリナ・ライン、ワルデマー・コブス、ミキール・ハースマン、クリスチャン・ベルケル
オランダの巨匠バーホーベン監督が戦時中のオランダ女性を主役に描いた作品です。1956年10月、イスラエルのキブツでラヘル(ハウテン)はオランダにいたときの友人ロニー(ライン)と再会する。そして、物語は第二次対戦中のオランダにさかのぼる。
オランダでの冒頭のシーンに登場する爆撃機です。ドイツ軍戦闘機により被弾しています。B17でしょうか。飛行機は苦手(苦笑)。
ドイツ軍のハーフトラックが登場。OT810ですかね。グロースドイッチェランド師団みたいなヘルメットのマークがあります。
港湾のシーン。多数のソフトスキン車輌がいますね。左にはOT810もいます。
定番のキューベルワーゲン。なんかクドい三色迷彩ですね。
ケッテンクラートもチラリと登場します。向こうに見える車輌も気になります。
こちらのタクシーはシトロエン7UAというタイプ。書ききれませんがシトロエンは様々なタイプが登場します。
連合軍車輌はM3ハーフトラックが出ます。見づらいですが迷彩塗装をしてますね。
こちらはシボレーC60L。英国製の車輌ですね。いい顔をしてます。
ヒロインは主人公エリス(ラヘル)役のカリス・ファン・ハウテン。エリスというのはユダヤ人であることを隠すための変名です。「ワルキューレ」ではニーナ・シュタウフェンベルグを好演。
SSのムンツェ大尉(コッホ・左)。エリスがユダヤ人でスパイであることに勘づいていながら黙っている微妙な役を好演。趣味は切手収集。出演作は他に「オペレーション・ワルキューレ」「善き人のためのソナタ」など。
SSのカウトナー大将役でクリスチャン・ベルケルが出ています。ハゲのドイツ軍人と言えば彼ですね(笑)。右はフランケン中尉(コブス)。悪いナチス役はお手のものな感じ(笑)。「ワルキューレ」「ちいさな独裁者」などに出演しています。
(寸評)
2時間半近い大作ですが、さすがバーホーベン監督、退屈しません。ハウテンの美貌にも注目で結構エ⚫いシーンもあります。ソフトスキン車輌好きも必見かな。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD