大侵略(1968・英) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

大侵略(PLAY DIRTY)

 

監督 アンドレ・ド・トス

音楽 ミッシェル・ルグラン

出演 マイケル・ケイン、ナイジェル・グリーン、ナイジェル・ダヴェンポート、ハリー・アンドリュース、パトリック・ジョーダン、ダニエル・パイロン、マーティン・バーランド

1942年のアフリカ戦線、英軍はロンメル将軍率いる枢軸軍に手を焼いていたが、そうした中でドイツ軍燃料基地の情報を入手する。基地の爆破が企画され、ブロア准将(アンドリュース)は手柄を立てるチャンスと見て作戦を実行することとし、指揮官には石油輸送に詳しいダグラス大尉(ケイン)指名するが・・・

冒頭、リリーマルレーン(ドイツ語歌詞)をバックにボロボロのジープが登場。期待をもたせてくれます。

戦車はラストシーンに一瞬だけM24チャーフィーが登場。フラッグを立ててますが英軍の識別用です。

ドイツ軍車輌としてM3系のハーフトラックが登場。3両いますね。右手前のメルセデスみたいなトラックも気になります。

ハーフトラックをアップで。ラットパトロールで見慣れてるのでドイツ軍役は問題なし(笑)。

枢軸軍に化けて出撃するダグラス大尉の部隊。良いシーンです。

こちらの2両はimcdbによるとダッジのM37という車輌。LRDGのデザートシボレーに似せてますね。カッコいいです。

ベッドフォードOYDが4両。手前はウィリスかフォードGPWのジープです。

こちらの救急車はメルセデスL3000S。戦争映画によく登場しますが救急車タイプは珍しい。

手前のトラックはシボレー製のようです。後ろの輸送船いいですね!

ヒロインじゃありませんがドイツの看護士役のヴィヴィアン・ピックルズ。他の戦争映画への出演はなさそうです。最初の登場シーンは結構エ●いです(笑)。

主役の三人。右からダグラス(ケイン)、マスターズ大佐(グリーン)、リーチ大尉(ダヴェンポート)。ケインは説明不要ですね。ナイジェル・グリーンは「ズールー戦争」「トブルク戦線」などが代表作。ダヴェンポートは戦争映画の出演はあまりなく怪奇映画などに良く出演しています。

ブロア准将を演じたのはハリー・アンドリュース。出世、功名のために部下を捨て殺しにするような嫌なヤツを好演(笑)。

 

(寸評)

「特攻大作戦」のようなならず者部隊による作戦を描いた作品です。ラストのどんでん返しはなかなか。ソフトスキン車輌好きには特にオススメです。リリー・マルレーンはエンディングでは英語で歌われます。

(評価)☆☆☆(5点満点)   *DVD

(双葉)☆☆☆(4点満点) ※ラストは皮肉のつもりだろうが、こういう娯楽作品では死なせる必要は・・・→同感でございます。