赤いベレー(THE RED BERET)
監督 テレンス・ヤング
出演 アラン・ラッド、レオ・ゲン、スーザン・スティーヴン、ハリー・アンドリュース、アンソニー・ブシェル、スタンリー・ベイカー、アントン・ディフリング、ドナルド・ヒューストン
イギリス軍の空挺部隊の活躍を描いた作品で、007シリーズなどで有名なテレンス・ヤングの初期の監督作です。米国人志願兵のカナダ(ラッド)の空挺部隊への入隊から初陣。更に、彼らの活躍により部隊に「赤いベレー帽」が与えられ、アルジェリアへの降下とドイツ軍との激戦が描かれます。
ドイツ軍役でハンバー装甲車が登場。英軍を苦しめます。
アップで細部が見れます。ドイツ軍はアフリカの熱帯服を着用しています。
3トンハーフトラック(本物)が登場。これは珍しいですよ。
ラストの連合軍到着シーンにはダイムラーの装甲車が登場。
英国シーンに登場した乗用車。車種は不明。
輸送機も活躍します。こちらはウェリントン(ですよね)。
途中からウェリントンに代わって登場するC47輸送機(ダコタ)。ミッキーの2丁拳銃のノーズアートがいいですね、米軍パイロットが赤いベレーをばかにして、この後カナダにぶん殴られます(笑)。
左が主役のカナダ(ラッド)。「シェーン」があまりにも有名ですね。他の出演作は「戦う若者たち」「島の女」など。右はタフィ役のドナルド・ヒューストン。戦争映画の大常連です。
アントン・ディフリング(右)が英兵役で登場。やはりナチスの悪者の方が似合います。左はまたドナルド・ヒューストン。
大好きなハリー・アンドリュースも出ます。
ヒロインはペニー役のスーザン・スティーブンさん。英国らしい美女ですね。他の戦争映画への出演はなさそうです。
(寸評)
84分と短めでテンポのよい展開で飽きさせません。書いた以外にもレオ・ゲンやスタンリー・ベイカーなど脇を固める俳優の存在感も素晴らしいです。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD
(双葉)☆☆★★★(4点満点) ※アラン・ラッドも平々凡々→まあシェーンに比べたらね。