ルシアンの青春(1973・仏) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

ルシアンの青春(Lacombe Lucien)

 

監督 ルネ・クレマン

出演 ピエール・ブレーズ、オーロール・クレマン、オルガ・ローウェンアドラー、テレーゼ・ギーゼ、ステファーヌ・ブーヌ、ルム・イヤコベスコ

1944年のフランス。病院の手伝いをしているルシアン(ブレーズ)はレジスタンスに協力しようとするが断られ、逆にナチスの手先となってしまう。とある日に美しいユダヤ人女性フランス(クレマン)と出会ったルシアンは恋心を抱く。

戦車や装甲車は登場しませんが、ソフトスキン車輌はそれなりに登場します。真ん中のトラックはフランスのベルリエ社製です(imcdbより)。右にはキューベルワーゲンがいますね。

奥にキューベルワーゲン。手前のサイドカーはドニエプルM72。

シトロエンの乗用車も複数登場します。

こちらはシトロエン11タイプ美しいフォルムで好きな車輌です。

ヒロインはフランス役のオーロール・クレマン。美しいですね!この作品で有名になり、その後は「パリ、テキサス」「エル・スール」など多くの映画に出演しています。右は主役のルシアン(ブレーズ)。

 

(寸評)

ルイ・マル監督は、「さよなら子供たち」でも戦時中のフランスを描いていますが、この作品も同じような戦争の悲劇が淡々と表現されています。素朴な少年か簡単にレジスタンスになろうとしたりゲシュタポに協力したり。やはり戦争はいけませんね。

(評価)☆☆☆(5点満点)  *DVD

(双葉)☆☆☆★★★(4点満点) ※ルシアン君、現代なら暴走族になってゴキゲンに暮らせたはずだよ。→おっしゃるとおり。