女王陛下の戦士(Soldaat van Oranje)
監督 ポール・バーホーベン
出演 ルトガー・ハウアー、ジェローン・クラッベ、デレク・デ・リント、エドワード・フォックス
共にライデン大学で学んだエリック(ハウアー)ら7人がナチスの侵略に巻き込まれ、レジスタンス活動を行う者、ナチス親衛隊に入隊する者など様々な境遇で時代を生き、死んでいくストーリー。
戦車はレオパルド改造のパンテルか登場。「遠すぎた橋」の登場車輛と同じで、迷彩塗装に塗り直してますね。
こちらの自走砲は西ドイツのSpzクルツという装甲偵察車の改造とのこと(土器手さんのHPより)。「遠すぎた橋」にも出ています。
ラストのウィルヘルミナ女王の帰国シーン。C47輸送機に乗って到着しますが、シャーマンファイアフライが出迎えます。これも「遠すぎた橋」の車輛でしょうか?テキサン練習機も見えます。
ソフトスキン車輌はたくさん出てきて紹介しきれません。こちらはオペルブリッツ。
このスタッフカーは車種不明。後ろのトラックもよい感じですね。
これはオペルカピタンという車輌のようです(imcdbより)。
英軍の車輛です。プラモで見たことあるような。後で調べておきます。
ドイツ軍のオランダ進攻シーンの降下猟兵。ミルクスタンドでお金払ってミルク買って飲んでました。
ヒロインはエスター役のベリンダ・メウディック。かなり特徴的な顔立ちです。結構エ●いシーンあります。
ホロックス中将・・じゃなくてラフェリ大佐役のエドワード・フォックス。右はスーザン役のスーザン・ペンハリゴン。こちらも結構エ●いシーンがあります(さすがバーホーベン)。
女王陛下(中央)役アンドレア・ドンブルグと護衛役のエリック(ハウアー)。
ニコ役のこの人見たことあると思ったら、「遠すぎた橋」で白旗持って降伏勧告に行ったドイツ兵の方(レックス・ヴァン・デルデン)でした。わかんないか(笑)。
(寸評)
バーホーベン渾身の力作で、7人の目や行動を通して戦時中のオランダを俯瞰します。オランダでは大ヒットしたようですが、日本ではイマイチ知られていない作品なので、ぜひ観賞をオススメします。「遠すぎた橋」と同時期にオランダで撮っているので、兵器、俳優の使い回しをチェックするのも面白いです。
(評価)☆☆☆★(5点満点) *DVD