(特別編)パリは燃えているか(1966・仏) | まなぶんの戦争映画辞典

まなぶんの戦争映画辞典

これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

(特別編)パリは燃えているか

~ノートルダム大聖堂の再建を祈って~

 

昨日(2019.4.16)パリの象徴であるノートルダム大聖堂で火災が発生し、尖塔が焼け落ちるなど大きな被害がありました。世界的な大損失であり非常に残念ですが、復興・再建を願って「パリは燃えているか」から当時の画像をお送りします。

大聖堂の前に立ちはだかる改造パンテル戦車。M24チャーフィーからの改造ですね。

解放の三色旗を掲げんとするレジスタンス。向こうには大聖堂が。

大聖堂にも三色旗が揚がります。ラ・マルセイエーズの大合唱。

大聖堂前に到着した米軍の機甲部隊。ジャーマン戦車が4輌見えますね。

大聖堂前で本部と無線通信する名もなき米戦車兵(ジョージ・チャキリス)。映画はあと数分で終わりますが、チャキリスはこのシーンが初登場。

「2つの立派な塔がある」映画全体の最後のセリフ。1分もない登場シーンでいいところを持って行っちゃいました。

ナチスの国旗を引きずり下ろして破り捨てるパリ市民。

ノートルダム寺院の鐘が解放を告げ鳴り響きます。時は1944年8月24日。

エンドクレジットはカラーになり、今(1966年当時)のパリが俯瞰されます。バックにかかるモーリス・ジヤールの音楽が美しい。

ノートルダム大聖堂の上でカメラは止まり、ジ・エンド。いかに大聖堂がパリの象徴であるか、この作品からも読み取れると思います。復興・再建を切に望みます。