祖国のために(1975・ソ) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

祖国のために(Они сражались за Родину)

 

監督 セルゲイ・ボンダルチェク

原作 ミハイル・ショーロホフ

出演 ワシーリィ・シュクシン、ビアチェスラフ・チーホノフ、セルゲイ・ボンダルチェク、ユーリー・ニクーリン

1942年のロシア戦線。ドイツ軍の攻撃に不屈の闘志で闘い抜くソ連兵の姿を淡々と描いた作品です。「静かなるドン」などで有名な文豪ショーロホフの原作をセルゲイ・ボンダルチェクが監督。ボンダルチェクは「戦争と平和」「ワーテルロー」などが有名な巨匠。本作やネレトバの戦いでは俳優としても活躍しています。

 

戦車は改造4号が大活躍。T44からの改造で、この作品が最初かもしれません。(土器手さんのHPより)。多数登場します。

斜め前から。戦車が一番カッコいいアングル。素晴らしい改造ですよね。

横からの画像。迷彩もかなりいい感じですね。

この作品で印象に残ったシーン。ドイツ軍が口笛を吹きながら進撃してきますが、この後、機関銃などでバッタバッタと倒されます。真ん中の将校も指揮官先頭は立派ですが、あえなく死亡。ナポレオン時代じゃないんだから伏せろよ。

ヒロインはロシア農民のオバサンが出ますがオバサンには興味ないので三つ編みがカワイイ女性兵にします(笑)。まなぶんはロリコンではないので念のため。この後流す涙が純粋です。演じてる方は残念ながら不明です。

 

(寸評)

淡々としたストーリーで派手さはないですが、そこが逆に魅力になっています。IVCから最近発売されたDVDは画質も素晴らしくオススメです。

 

★★★☆(5点満点)