早かったですね〜。
今年の舞台納めの作品『ダーリンの進化論』について書こうと思っていたのですが、なかなか書けなかったので終演からこんなにあいてしまいました。
今年のうちに振り返っておこうと思い、今さらながら書きます。
劇団まけん組。
お話をいただいた時、『お菓子メーカーが作る芝居ってどんなんだろう?』と思っていたのですが、
プロデューサーが演劇が大好きすぎて始めちゃった劇団なのでそのエネルギーがまぁ凄い!
なので、作品にも出演者にもとても愛があって、その雰囲気はやっぱり僕らにも伝染して、凄く良い劇団でした!
舞台が始まる前の一週間前に直前イベントやったりとか、
終わった2日後に感謝祭イベントやったりとか、今までやったことのない事を次々仕掛けていく感じがとてもエネルギッシュで学ぶことが本当に多かったです。
そんな劇団まけん組の第一回公演のメンバー。
そして個性が強い😎
稽古場は毎日笑いが絶えず、その笑いをとるためにみんなが毎日、毎夜、必死で考えもがき、稽古場に持ってくるというとてもいい空気で稽古が進んでいました。
本番はやっぱり楽しかったですね。
そして久々の江戸川崇作品。
やっていて楽しかったですね☆
この前にやったのは一昨年の『恋愛ドッグス』だったかと。
今の自分の芝居というか、人間性のベースを作ったのは江戸川崇だと改めて思いました。
『気持ち悪い人』
それまでは割と爽やかだったり熱血だったりな役が多かった中、江戸川崇という人間がそのメガネを通して僕を見ると、どうやら気持ち悪く見えるようです。
・・・そうなのか?
そうみたいです。
ただ江戸川さんがくれる気持ち悪い役は、
気持ち悪さの中に一生懸命だったり、一途だったり、エネルギーだったり、純粋さだったりがあり、
今回の扇町紅太郎(おおぎまち べにたろう)という人もそのような人物で、やっていてとても愛せる人間なんですよね。
好きです、紅太郎。
ちなみに終演後の面会の時間、
『舞台上では気持ち悪かったけど、普段はあまり気持ち悪くないんですね』って何回か言われました。
役者冥利に尽きます。
けど、あまりって事は多少は気持ち悪いって事なのでしょうか。
彼がいたから自由にやらせてもらえたし、物語の後半にかけて黒田の個性が爆発💣💥
『黒田キャッチ』という技まで開発され、
『黒田キャッチされたい!』という人が続出!
人気投票があったら一番人気ではないのかな?
縁がありますね☆
衣装同様ぶっ飛んでました😜今回もたくさん絡んだなぁ。
そしてものすごいアクション!その高い技術を無駄遣いできる素敵な女優さんです!
そして『稽古場でアクションをつけてる時凄く楽しそう』って言われました。
言われてみれば、自分で付けて自分が一番笑ってるアクション監督ってどうなのでしょう🤑
ただ、今の自分の名刺がわりのアクションシーンが創れたのではないかと思っています。
勇歩はこの個性の塊集団をしっかりまとめてくれた素晴らしい座長でした。
稽古場から居かたが素晴らしく、ブレずに真摯に取り組んでいてとても尊敬する役者です。
普段もそうだし舞台上でも絡んでいてとにかく楽しい役者でした。
稽古場から、殺陣返し、本番と『スベってしまった』のシーンの目、忘れません。
とにかく大好きな奴です。
まだまだ沢山面白い人がいるのですが、
今回はここまでで。
終わってしまうのが本当にさみしかったです。
みんな大好きなのです。
みんな大好きなのです。
こういう作品や人達に出会えるからやっていて楽しいですよね。
頑張っていればいつかは会えるので、
それまでまた色々蓄える為にいろんな現場に行って精進します。
ご来場、ありがとうございましたm(_ _)m
あと1日ですが、2017年も最後まで楽しんでください☆
それでは、良いお年を☆