ロクヨン安全確認列車
早朝のカッターで素晴らしい雪付列車となってくれたEF641051。
そんなロクヨンが再び、天候が回復し晴天となった上越線に現れました。
晴れ渡ったものの、この時点でまだ越後湯沢以南は運休が続いていました。
前日に越後中里駅まで運転されていましたが、この日は国境区間の安全確認が行われました。
普段配給を牽引する事が無い1051号機が、国境を越えるのは意外にレアな事ですね。
3m近くの積雪となったその駅で小休止し、いよいよ国境区間へと入って行きます。
往路は3m近くの雪壁となった、清水トンネルの新潟県側で撮り追いかけてみました。
一瞬諦めかけましたが、追いついて群馬県側の有名撮影ポイントで迎撃出来ました。
安全確認だけに速度は25キロと言う事で、何気に追いつける事がわかりました。
と言う事で復路は国境の長いトンネルの群馬県側入口でやりました。
この場所でロクヨンが撮れたのは大きな成果でしたが、そのまま再び新潟県側へと追ってみました。
そして国境を越えた松川を渡るその姿を、谷川岳バックに撮る事が出来ました。
こうして安全確認を終えた1051号機は、長岡へと帰投しました。
この安全確認列車だけで、4面全てを撮る事が出来ましたが。
雪の中でここまで撮れる機会はそうないと思い、とことんまで追ってシャッターを押しました。
この日の晩から貨物列車の運転は再開されたようですが、営業列車はこの後もしばらく運休でした。
その昔、ドル箱路線だった上越線ですがこんなに長い期間、運休になるとは思いもしませんでした。
ただの機関車1両ですが、雪景色でこうやって撮れるのも尊い存在となってます。
2025.2.25 : 上越線沿線