"Cavour"が入港した横須賀の夏③
6日間にわたり横須賀港を熱くさせてくれた、イタリア海軍航空母艦"Cavour"が出港の時をむかえました。
台風接近が騒がれる中で、その調整から午後休が取れたので職場から横須賀へと向かいました。
そして出港は軍港めぐりのクルーズ船からやろうと思いましたが、流石に14時便には間に合わないと諦めました。
しかし、この日はフランス海軍フリゲート艦の出港もあり、軍港めぐりは大幅な遅れで乗る事が出来ました。
既に空母にはタグボートが繋がり、甲板には船員さんが登舷礼のため整列を始めてました。
そんな中で、空母の姿と艦載機を最後にと撮りまくってました。
出港ムードが高まった横須賀港でしたが、イタリア海軍の空母以外にも出港する艦船がありました。
2日前に東京から戻って来た、ドイツ海軍フリゲート艦"FGS Baden Wurttemberg F222"の出港にまずは遭遇。
長浦の岸壁では、出港間際の補給艦"FGS Frankfurt am Main A1412"の姿を撮る事が出来ました。
横須賀港各所で、お見送りムードになっていました。
先に出港したフランス海軍フリゲート艦に、海上自衛隊護衛艦いずも、ドイツ海軍フリゲート艦が続いていました。
まるで国際観艦式のような1シーンを浦賀水道航路で見る事が出来ました。
軍港めぐり14時便接岸と同時に、イタリア海軍空母は岸壁を離れました。
右舷側には登舷礼で船員さんが並び、回頭しながら出港して行きました。
そんなシーンを追うように15時便に乗船し、横須賀港を離れて行く姿をひたすら撮りました。
残念ながら太陽光がログアウトしてしまいましたが、艦載機を満載したヨーロッパの空母は圧巻でした。
今回は入港から夜撮、出港まで一部始終を撮る事が出来ました。
それだけに、出港の後姿は寂しさを感じましたね。
同日夜、場所を東京国際クルーズターミナルに移しイタリア艦船の続きを撮りました。
イタリア海軍の練習帆船"Amerigo Vespucci"が世界一周イベントで寄港していました。
ミッションでは無くイベントでの来日だったので、クルーズターミナルはお祭りムードでした。
電灯艦飾は無く、イタリア色にライトアップされていました。
終演間際だったので、その後は台風接近で流れる雲とともに東京港を撮りました。
こうしてイタリア海軍の熱き一週間が終演しました。
2024.8.27 : 横須賀港・東京国際クルーズターミナル