BUSHIDO GUARDIAN 23 ②
お昼になるとどうやら式典が始まり、すっかり静寂に包まれてしまった小松基地。
午後のフライトはちょっと微妙だと思っていると、イーグルサウンドが基地から聞こえ始めた。
15時過ぎ、まずはオーストラリア空軍のKC-30がショートな離陸をして来た。
その後は航空自衛隊機が続くように離陸して行く。
306SQの4機の離陸はなかなか良い捻りを魅せ、定番撮影ポイントからでも背中が撮れた。
アグレッサーはクソ雲にやられながらも新色で、302SQのF-35も良い感じで離陸して行った。
そしてオーストラリア空軍からは、4機のF-35が午前に続きハイレートクライムで離陸した。
午後の4機はそれぞれの機が引き起こすポイントが違い、それぞれの表情で撮る事が出来たのだが。
1機目と3機目が理想な表情を魅せてくれて、自分にとってはもう大満足の域に達していた。
そしてシンガリの部隊は303SQで、朝に続き武士道塗装のスペマ機がハイレートクライムで離陸した。
まさかの青空の下で、両側からハイレートを撮る事が出来た小松遠征の1日。
溜まっていたモノが爆音とともに、すっ飛んで行くのがわかる程だった。
午後は小松空港のシェアバイクで動いたので、ちょっと場所をシフトして降りのギャンブルに出た。
そんな中で、CargoluxのB747が離陸して行った。
夏雲のモクモクを背景に、その美しい上がりを撮れたのも予想外の成果だった。
着陸は企んで狙ったものの、殆どの機がオーバーヘッドする事なく着陸し撃沈…。
唯一オーバーヘッドして来たのが、オーストラリア空軍のF-35だったもののブレイクが早く…。
そんな中で303SQのスペマ機がローアプローチしてくれたが、ちょっとお高めになってしまった。
最後は夕方のフライトラインに並ぶ、オーストラリア空軍のF-35を撮って終了。
大満足の成果だった小松基地遠征の1日を終え、日没後の便で帰京した。
2019年の千歳基地での武士道を思い出した、充実した日帰り展開でした。
2023.9.13 : 航空自衛隊小松基地













