横須賀への帰還
11月21日。
前日のFly-inに続き、空母「GEORGE WASHINGTON」が母港横須賀に帰還した。
前回9月下旬の初入港時は艦載機を満載していたが、
今回は勿論飛行甲板はスッキリとし、乗組員が綺麗に並ぶ事もなく通常の帰港となった。
朝方の帰港が多い空母だが、まれに午後の帰港がある。
今回は、その午後に帰港となったので快晴の空の下、貴重な順光で撮る事が出来た。
観音崎でその勇姿を撮り、そのまま安針塚へ追いかける。
霞んでしまう事が多い、海での撮影だが今回は対岸が見えるほどスッキリしていた。
安針塚から撮った、横須賀湾内でゆっくりと回る勇姿はその存在感を魅せつけるかのようで。
この帰港により、原子力空母は初めて長き滞在をする事となった。
ただ、9月の時のようなシュプレヒコールによる反対運動は目立つ事なく、
前空母「KITTY HAWK」の時と同じく、静かな入港となった。
既に横須賀母港が、当たり前のようになったと感じた光景だった。
こうして、原子力空母横須賀配備で歴史が動いたこの1年が、終わろうとしている。