原点回帰 Vol.1 「撮り忘れた後悔。。。」 | □■Success!■□

原点回帰 Vol.1 「撮り忘れた後悔。。。」



■MOTUL PITWORK GT-R (2003 JGTC No.22)



■XANAVI NISMO GT-R (2003 JGTC No.23)


もし、あの時。

今の腕があれば、もっと良い画が撮れたはず。。。

写真を撮っている人ならば、そう思う時がたまにあるはず。


自分がGTと言うレースに初めて行ったのは、2001年夏の事。

場所は富士スピードウェイ。もちろん改修前であって。

あの頃はカメラも銀塩だったし、どちらかと言うと車よりレースクイーンを撮っていた。

そして、まともに撮らないで後悔した車があった。。。

それが、GT-Rだった。


2003年に最後の雄姿を魅せ、翌年にその姿をフェアレディZへと変えた。

2004年に銀塩からデジカメに機種改変をし、車を思う存分に撮れるようになった時には、

その姿は無かった。。。


デジカメに機種改変し、装備が揃ってからは車を狂ったように撮ってきた。

あれから3年、やっと自分で納得できる画を撮れるようになった。

そしてGT-Rをもう一度撮り、過去の後悔を勝利に変えようと思った。


12月2日。

シーズンOFFに入ってから開催される「NISMO FESTIVAL」へ、そんな理由から展開した。

場所は初めてGTへ行ったサーキット、富士スピードウェイ。


そして、模擬レースやパレードで登場する当時のGT-Rを撮った。

今の腕で。

撮るコーナーは、1コーナー立ち上がりと始めから今回は決めていた。

待っていたのは、「紅葉」と言うサプライズだった。


まずは、最後の雄姿を飾った2003年モデルの画から。

22号車は当時、綺麗なレースクイーンがいて。。。

23号車は、最後のGT-Rでシーズンタイトルを見事に獲り、翌年1号車としてZで参戦した。




■XANAVI NISMO GT-R (2002 JGTC No.22)



■NISMO TEST CAR (2002 JGTC)


そして、2002年モデルを。

自分の記憶だと、この年からNISMOの2台は赤いカラーリングになった。


今回は当時はもちろん撮る事が無かった、テスト車まで走ってくれた。

ロービジ好きな自分には、カラーリングしてあるけれど、この手の車の登場は嬉しい。

2002年モデルは、当時撮った記憶が殆ど無い。

まともに撮っておけば良かったと、本当に後悔していた。




■CALSONIC SKYLINE (2002 JGTC No.12)



■CALSONIC IMPUL Z (2007 SuperGT No.12)


GT-RはZに姿を変えた。

今回、久々にGT-Rの雄姿を見たけれど、やっぱりZより大きく感じた。

1コーナーで、スローで流すのは勇気が必要だったけれど、

今の画でどうしても撮りたかったので、打率が低いの覚悟で挑戦した。


2002年、「CALSONIC SKYLINE」であの星野一義が現役を引退した。

そして、監督へ就任し車もZへと変わり、現在は息子の星野一樹がステアリングを握っている。




■時代を越えて


今年は、ZとGT-Rは一緒に走るプログラムは組まれなかったが、

朝のチェック走行では全ての車が走行したので、このような時代を越えた組み合わせが実現した。




■ピット内での展示


走行していない時は、各車ピット内で展示されていた。

しかし、こんな綺麗で走れる状態で保存されているのには感動だった。


朝7時半過ぎ、エンジンラインナップとともにピットのシャッターが開いた。

そして、当時GT-R群の雄姿が見えた時は、本当に嬉しくなった。


1日では上げられないほど、撮ってしまったので本日はここまで。