長年撮れなかった存在感。
11月8日、まさかのニュースが飛び込んで来た。
羽田空港に、米空軍の空中指揮管制機「E-4B」が飛来しているとの情報が。
この飛行機は、ボーイング747ジャンボジェット機をベースにした、
いわば偵察機であって、国家機密のかたまりのようなもの。
米大統領専用機「AIR FORCE ONE」が展開する時、影にくっついて移動すると言われている。
今まで、横田基地や羽田空港に飛来実績はあるものの、お目に掛かった事すらなかった。
だから、幕張でこのニュースを聞いた時、そのまま羽田空港へ夜の画を撮りに行った。
今回の飛来目的は、昨年就任した米国ゲイツ国防長官の特別機としてだった。
最近の国防長官や国務長官クラスの特別機は、
ボーイング757をベースにした「C-32A」が使用されていた。
この「C-32A」が本稼動するまでの間、「E-4B」が使用されていたのは約10年前の事で。。。
最近は、大統領専用機のバックアップ等が任務になっていたらしい。
そんな飛行機の上がりを、みすみす逃す訳にはいかない。
翌日9日、夜勤前に羽田空港へ再び展開。
その雄姿を撮った。
天気が、天気が、残念だったけれど。。。
このデッカイ飛行機が、第2ターミナル前を転がる姿に存在感の大きさを感じた。
そして、ゲイツ国防長官の車列も撮れた。
大統領が乗るキャデラックリムジンとは違い、シボレー・アストロのゴツい車だった。
一昔前は、キャデラック等のリムジンを使用していたが、
国防長官や国務長官クラスは最近、この手の車を使用しているようだ。
ちなみに、リアシートに乗っていられるお方が、初来日のゲイツ国防長官で。。。
まさかまさかで、急転直下で撮る事が出来た2日間だった。
しかし、2月の副大統領来日の時と言い、
ここ最近のアメリカからの要人来日は、サプライズがあるようだ。



