INDY JAPAN 300 Vol.3
(GT等で使用するロードコース後方より、ポイントスターで進入する。)
4月22日決勝日。春の暖かさに青空が広がる。
その空に、渡辺貞夫のサックスが鳴り響く。
「君が代」だ。
日本国歌が終わると、米国海軍第7艦隊の音楽隊によるアメリカ合衆国国歌が響き渡る。
その演奏が終わると、スタンドは歓声に包まれ一気にヒートアップする!
そして、グランドスタンド右手よりその絶妙なタイミングで空を駆け抜ける!!
航空自衛隊松島基地所属第11飛行隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」だ。
スタンドからさらに歓声が上がる!
その瞬間、全身に鳥肌が立つ。最高の瞬間だ。
(INDYでのオリジナル科目、720°ナイフエッジ)
ポイントスターで6機でグランドスタンド右側から進入後、
5番機ソロによる水平8の字、
再びグランドスタンド右側より5機によるチェンジオーバーターン、
5番機ソロによる720°ナイフエッジ、
そして最後はあの長野五輪でも魅せた、レベルオープナーで演技を締める。
(演技の締めレベルオープナー。2003年より3年間、INDYでツインリンクの空に華を咲かせている。)
ブルーインパルス終了後、ヒートアップした会場内に再び「ナベサダ」サウンドが響き渡る。
地元の少年合唱団とのセッション。
その歌声とともに、日の丸と星条旗がコース上でなびく。それは日米友好関係の象徴のように。
さあ、オープニングセレモニーも終わる。
いよいよ、スタートだ!