言葉も財産だと感じることがある。
はっと気づかされたり、教えられたり、その言葉によって救われることもある。
「すべての人間は、生まれつき、知ることを欲する」
アリストテレス『形而上学』㊤ 出 隆:訳 岩波文庫
2024.3.23(土)東京新聞10面に今日の名言として書かれていた言葉。
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「教養は誰もが身につけられるものです。物事を深く考える力は、私たちの精神的生活を豊かにし、成熟した国をつくるための基盤をつくります。」
「私の尊敬する同僚の早尾貴教さんが書いた「国ってなんだろう?」という本の前書きにはこのように書かれています。
「私たちの生きる社会はとても複雑で、よくわからないことだらけです。(中略)そんな社会を生きるとき、必要なのは『疑問に思うこと』『知ること』『考えること』ではないでしょうか。裸の王様を見て、最初に「おかしい」と言ったのは大人ではありませんでした」
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こちらのサイトで東京経済大学 大久保 奈弥さんがお書きになった文章より一部抜粋。
そう、わたしたちはきっといろんなことを「知りたい」と思っている。覚えることばかりの学校教育ですっかり忘れさったかもしれないけれど、本質的になにかを「知りたい」と思っているはず。
深く考えることは、この国をわたしたちにとって平和で安心で安全な国にするために必要なこと。
いろんな問題が絡み合って複雑かもしれないけれど、諦めず、疑問を捨てず、知ろうともがき、自分自身でも考えること。
わたしたちが幸せに生きていくために、今、必要なことだと思えてならない。
明日、生きられるかどうかを心配しなくてもいい国、殺されるかもしれないと怯えなくてもいい国、誰かを攻撃したり攻撃されたりすることを心配しなくてもいい国。
自らの尊厳と他人の尊厳を守ることができる国。
生きる権利を奪われない国。
当たり前の日常が続く国。
スマホばかりいじっていて、大丈夫ですか?
今の危機的状況に気づいていますか?
庶民の目ぇ