3月末で廃止された京都市上京区の「平安会館」(通称・御所西京都平安ホテル)に、知る人ぞ知る500坪の名庭がある。
休業後も職員が草引きや鯉の餌やりなどを続け、定期的に庭師が入っている。30年以上管理する鈴木庭園(右京区)の番頭・青島廣高さんは、近年立派な庭を備えて邸宅や町家が維持できなくなり、京の街から消えていくことに危機感を持っている。
「平安ホテルに残る庭は京都の庭園文化の財産。なんとか残してほしい」と価値を説く。山下雄一郎社長も「庭を1回つぶすと同じものは二度とできない。お金では代えられない」と強調した。
・・・2023年3月18日(土)京都新聞をもとに記載・・・・・
日本から、また何かが失われるかもしれない。
これからも同じことがきっとつづく。
庶民の目ぇ