夢の中で夢を見た夢を見た | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

自分が見た夢の話を友人にしている、という夢を見ました。

 

正確に言うと、

 

「夢の中で夢を見て、その夢の中の夢から覚めて、その夢の中で見た夢の話を、夢の中で友人にした」

 

ということになります。

 

……正確に言おうとしたら、余計わけがわからなくなってしまいました(笑)。

 

要するに僕が言いたかったのは、「今これを書いているのも、実は夢なのではないか」ということです。

 

もしそうだとしたら、この一連の出来事を正確に表現すると次のようになるでしょう。

 

「夢の中で夢を見て、その夢の中の夢から覚めて、その夢の中で見た夢の話を、夢の中で友人にした、という夢をブログに書いている夢を見ている」。

 

これを読んでバカにしているあなたは、今、本当に起きていますか?

 

実は夢の中でこれを読んでいるのではないでしょうか。

 

もしそうだとしたら、それを正確に表現するなら次のように……いや、やめておきましょう。

 

夢の中でわざわざ疲れることをする必要はありません。

 

でもよく考えると、「夢の中で疲れる」ということが本当にあるのでしょうか。

 

疲れているのが夢の中のことである以上、「疲れた気になっている」だけなのではないでしょうか。

 

しかし、「疲れた気になっていることがすでに疲れたことなのだ」と言われれば、確かにそうかもしれません。

 

なんだかよくわからなくなってきましたが、ひとつだけ確かなことは、今これを書いている僕がそろそろ疲れてきたということです(笑)。

 

でもこれもきっと夢でしょうから、目が覚めたら全く疲れてなどいないでしょう。

 

そうしたら、このことをまたブログに書こうと思います。

 

文字量はおそらく3倍ぐらい必要になりそうですが(笑)。