『筋トレが最強のソリューションである』(Testosterone著、ユーキャン学び出版) | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

「圧倒的な筋肉さえあれば全ては思いのまま」というのは、僕が以前から主張していることである。その思想から、「上腕三頭筋をきたえろ」「腹筋20回」など、数々の名曲も生まれてきた。

 

しかしその思想が世の中に受け入れられることはほとんどなく、なかば失意の中にあったところに、驚くべき本の存在を知った。それがこれである。

 

 

Testosterone著『筋トレが最強のソリューションである』

 

とりあえず期待せずに読んでみたのだが、結論から言うと、「非常によい」。星五つだ。

 

いくつか引用してみよう。

 

「筋トレとプロテインでこの世の99%の問題は解決します。本当です」

 

「(筋トレは)運動というよりは座禅や礼拝に近い。宗教だ」

 

「筋肉は犬よりも従順で裏切らないし育てるという観点で犬の飼育と似てる」

 

「筋トレは一つの言語」

 

「日本に必要なのは定期検診ではなく定期筋トレ」

 

「考えるな、筋トレしろ」

 

いつくか意味不明に見えるものもあるかもしれないが、真理とはそういうものだ。

 

僕も恥ずかしながらここ20年以上本格的な筋トレから遠ざかっていたので、この本に影響されて筋トレしてみたら、すこぶる調子がいい。心が身体と結びついていることを否応なく実感させられる。

 

近代以降、知性万能主義が世の中を覆っていたが、いよいよ「筋肉万能主義」の時代が近付いているのかもしれない。

 

……備えよ!!

 

 

『筋トレが最強のソリューションである』

 

 

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