人に誘われて、初めて愛宕神社に行ってきた。
愛宕神社と言えば、この「出世の階段」が有名らしい。
確かに圧巻。目の前に「石段の壁」がそびえ立っているようだ。
上を見ながら登ると
「まだこんなにあるのか……!」となるので、
目の前の石段だけを見ながら、一歩ずつ進む。
もしかすると、これが「出世の階段」の秘密なのかもしれない。
出世なんてものは、一足飛びに実現するものではない。
目の前の仕事をひとつずつこなしていくことによって、
いつの間にか違う景色が見えるようになっているのだろう。
この階段を登ることで、
自然とそれを悟る仕組みになっているのだ。
ちなみに、帰りは別の階段から降りるのがよいらしい。
同じ階段から帰ると「出世の階段を降りた」ことになるらしいので、
出世志望の方はくれぐれもご注意ください(笑)。