新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ずいぶん久々のブログ更新になってしまいましたが、
みなさま健やかにお過ごしでしょうか。
僕は元旦の朝、
久々にAmazonの『考えない論』のページを覗いてみたら、
なんと中古の在庫が1冊だけになっていて、
しかも値段が「4800円」!!
高杉君かよ!!
もはや自分で自分の本が買えません(笑)。
もう絶版になっているのでしょうがないのですが、
「どこか再版してくれる出版社があればいいのになあ……」
などと、あつかましいことを思う新年の朝です(笑)。
しかし同時に、
とてもうれしいレビューも発見して、
若干テンションが上がりました。
下記に転載させていただきます。
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■マインドフルネスとか瞑想とかパワーオブナウとかに興味のある人にぴったり!
引き寄せや瞑想やマインドフルネスの本をたくさん読んできて、たまたまこの本に出会いました。幸せに生きていく上で、思考しないことの大切さはわかっていたつもりですが、このトピックを深刻にならずこんなに楽しく(面白くて読みながら吹き出すこともありました)新しい切り口から学ぶことができて、出会えて本当によかったですし、自分がちゃんと「考えない」状態になれているかどうかをチェックしたり、モチベーションを保ち続ける上でもこれからもちょくちょく読み返したい本です。中に紹介されている本も読みたい本が結構あり、「日本の弓術」は早速買ってみました。
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僕にとっては笑ってもらえることが最高の報酬ですので、
「面白くて読みながら吹き出すこともありました」
という言葉はもう僥倖としか言えません。
書いてくれたワッチャマさん、ありがとうございます!
さて、話題は変わりまして、
新年のプチイベントのご案内です。
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【日時】2018年1月20日(土) 17時30分〜19時
【場所】ヤギサワバル
(西武柳沢駅より徒歩4分。西東京市保谷町3-8-8-1F)
【参加費】1,200円(1drink 軽スナック付)
【参加方法】FBイベントページでポチ。もしくは店頭にて。
(事前申込を頂けると幸いです。)
小難しそうなテーマなのですが、好評を頂いた哲学バル。1/20(土)にvol.2を開催します。お正月を迎えて、暦というのを改めて考えるにいい時期なのかもしれません。昔の人は(ざっくりした言い方ですみません。)太陽歴ではなく太陰暦、月をベースにした暦を使っていたといいます。そりゃそうですよね。月の形なら、大きさから今が何日なのか分かります。太陽ではどうも判別できない。そういう意味でも現代は「月」を忘れてしまっているような気がしています。月はあくまで一つのものですが、今回はそんなことも含みなのか(?)暦のお話です。今回もユーモアの固まりである関西出身の哲学者、杉原学さんをお迎えします。宜しくお願い致します。
店主拝
【テーマ】「自ずから然り」の暦としての自然暦
自然暦は、「人類にとって最も原初的な暦」と言われます。それは身近な自然の変化を基準にした暦であり、地域の風土ごとに、多様な自然暦が存在しました。そこに展開する多様な時間世界は、現代よりもはるかに「多様な人間性」を許容したのではないでしょうか。明治の改暦以降、自然暦は次第に失われていきましたが、第一次産業では、現在でも自然暦が重視され役立っています。今回はこの自然暦の本質を、ヴァナキュラー(土着の・風土的な)という概念からひも解いていきたいと思います。その中で、「ヴァナキュラー建築=風土的建築」などのユニークな事例も眺めながら、現代社会における自然暦の意味を、みなさんと一緒にゆるりと考えていければ幸いです。
【プロフィール】杉原 学(すぎはら まなぶ)
1977年、大阪府生まれ。四天王寺国際仏教大学(現四天王寺大学)文学部中退。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科博士課程前期課程修了、同後期課程中退。社会デザイン学修士。哲学専攻。研究テーマは「人間と時間との関係」。広告代理店のコピーライターを経て、現在は執筆、研究、歌手活動などを行っている。単著に杉原白秋著『考えない論』(アルマット)、共著に内山節編著『半市場経済』(第三章執筆、角川新書)がある。楽曲はYouTubeで公開中(「杉原白秋」で検索!)。世界で最も非生産的な会議「高等遊民会議」世話人。社会デザイン学会会員。日本時間学会会員。
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よろしければ、ヒマつぶしにでも
足を運んでもらえると幸いです。
このヤギサワバルのクラフトビールは超絶美味です。
もちろんソフトドリンクもありますのでご心配なく。
ずいぶん長文になってしまいましたので、
今回はこのへんで。
改めまして、みなさま本年も何卒よろしくお願い申し上げます。