「映画の日」に、池袋で「沈黙 サイレンス」を観たあと、前から気になっていた喫茶店「皇琲亭」に寄ってみた。
ホームページによると、「店の上には、喫茶店開業を目指す人の為の学校『現代珈琲専門学院』があり、珈琲亭はその学校のモデルショップになっています」とのこと。これはちょっと面白い。
値段は全体的にお高め。しかし池袋の駅近くで、静かで落ち着いた環境を手に入れるにはぴったりなお店だ。
いつものようにブレンドを頼もうと思ったが、メニューを見てみると、「アンブル・ドゥ・レーヌ」という見慣れぬ文字が。しかもブレンドと値段が変わらない。初物に弱い僕はもちろんこちらをセレクト(笑)。
しばらくすると店員さんが小さな皿を一枚持ってきた。
えっ。何もないけど……。もしかして本当は珈琲が乗ってて、見えてないの俺だけ?「裸の王様」的なやつか?それとも何か試されてるのか!?
……と思ったら、「受け皿でございます」とのこと。どうやら珈琲の受け皿だけ先に出てくる仕組みらしい。何か変な気分で待っていると、やってきました。
「アンブル・ドゥ・レーヌ」でございます。混ぜずにそのまま飲んでください、とのこと。混ぜさせないためか、ちゃんとスプーンはついていない(笑)。
結論から言うと、こいつはウマいです。甘さと苦みの絶妙のバランス。初めての方はせっかくなのでこの「アンブル・ドゥ・レーヌ」を頼んでみてはいかがでしょうか。
2杯目以降の飲物は300円引きとのこと。これでようやく普通の喫茶店と同じくらいの値段ですね(笑)。Wi-Fiもパスワードを聞けば使えるので、作業するのにも使えそう。
池袋東口の喧噪に疲れたら、一度立ち寄ってみては。
皇琲亭
http://www.ntv.co.jp/burari/030802/info01.html