「北区・十条銀座商店街のキャラ募集がひそかな人気」 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

「北区・十条銀座商店街のキャラ募集がひそかな人気」

(朝日新聞デジタル)

 

僕の大好きな十条銀座商店街が

朝日新聞デジタルで取り上げられている。

 

商店街の「ゆるキャラ募集」が

ひそかに話題になっているそうだ。

 

確かに少し調べてみると、

 

すでに活躍している既存のゆるキャラたちが

十条銀座のゆるキャラに立候補し、

混沌の様相を呈している(笑)

 

朝日新聞デジタルの記事では、

十条銀座商店街は

 

「焼きたて、揚げたてを提供する総菜店も多く、

 買い物客や駅を利用する人らで

 活気にあふれる商店街だ」

 

と紹介されている。

 

「一方で、近隣の住人や通勤・通学客の

 利用にとどまっているのが悩みの種だった」

 

とされているが、

この「地元の人々でにぎわっている」

ことこそが、十条銀座商店街の素晴らしさでもある。

 

十条銀座はいまでも地元の個人商店が多く、

利用しているのも地元の人々が多い。

 

これはお金が地域で循環する、

地域活性化の理想型なのである。

 

全国の多くの商店街が

まさにそこを目指して頑張っているのだが、

これがなかなかむずかしい。

 

にもかかわらず、

それがすでに実現しているのが、

この十条銀座商店街なのである。

 

日本ではこういう商店街を

巨大資本の投入によって壊してきたわけだが、

それをもう一度作り直すことは極めてむずかしい。

 

鈴木士郎、昼間たかし編

『これでいいのか 東京都北区』

(マイクロマガジン社、2015年)

の中でも指摘されているように、

 

「赤羽駅東口や十条の商店街は、

 さんざん強調してきたように、

 すでに都内、いや国内でも『貴重』な

 『文化遺産』となっている」。

 

まさに「北区の至宝」と言える商店街なのだ。

 

ところが、この貴重な商店街を破壊しかねない

再開発が行われようとしていることは

もっと多くの人に知られてよいだろう。

 

「のの山けん区政レポート」より)

 

 

これは本当になんとかならないものだろうか。

 

歩いてるだけで元気になれる、十条銀座商店街。

 

人間味あるれるこの場所に、

みなさんぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

 

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