自転車置き場で、
不良のレッテルを貼られているヤツを
見かけた。
このレッテル貼りによって、
どれだけ多くのヤツらが
自尊心を傷つけられたことだろうか。
僕は彼らを「不良」だとは思わない。
彼らは単に、
「管理されること」を拒否し、
「他人が望む生き方」から
自由になりたかっただけだ。
そのような「不都合」を排除するために、
社会は「不良」というレッテルを貼る。
そうであるならば、
むしろ「不良」の要素を持っていることこそが、
「人間であること」の条件ではないか。
俺は彼に絶対負けてほしくない。
不良のレッテル