まさかの自力給湯 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

先日はまさかの

十條湯2連チャンだったわけだが、

その翌日が大変だった。

 

十條湯2日目の時に目にした、

「明日はお休みです」の張り紙。

 

「まあさすがに明日には

 給湯器も直ってるやろ」

 

そんな希望的観測は見事に裏切られ、

修理はさらにその翌日に。

 

つまりもう一日、

給湯器なしの生活となった。

 

しかし十條湯は休み。

 

もう少し遠くへ行けば

別の銭湯もあるにはある。

 

しかしこの機会に乗じて、

ちょっと試してみたいことを

思いついた。

 

幸いキッチンのガスはつくので、

そこの2個口でガンガンお湯を沸かしまくり、

それを湯船に放り込んで風呂をつくる。

 

言わば「自力給湯」である。

 

もちろんいきなり湯船に

熱湯を放り込むわけにもいかないので、

まずは水をある程度湯船にためておく。

 

そこに沸騰した熱湯を

じゃんじゃん注いでいくわけである。

 

しかしこれが想像以上に大変だった。

 

風呂場とキッチンを

一体何往復しただろうか。

 

湯船はだいたい200リットルらしいので、

ふつうに2リットルのヤカンだと

100回ほど入れる計算になる。

 

最初に少し水を張っているとはいえ、

入れても入れてもお湯がたまらない。

 

そんなことをしている間に

冷めてしまっては困るので、

お湯の上にビニールシートを広げた。

 

さらに水量をかさ上げするために、

水の入った2リットルのペットボトルを

6本ほど湯船に沈めた。

 

ひたすら2個口のガスを全開にしているので、

エアコンを止めても部屋が暑い。

 

ダラダラ汗を流しながら、

熱湯を湯船に注ぎ続けて

およそ1時間半。

 

ようやく

「ギリギリ入れるかな」

くらいの湯量になった。

 

冷める前に速攻全裸になり、

お湯の中に身を沈めた。

 

想像以上にいい湯加減だった。

 

やはり苦労して入れた風呂は格別だ。

 

でも、もう絶対やらない。

 

給湯器のスゴさを

改めて実感したのだった。

 

 

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