先日、友人が作った味噌をもらった。
最近は味噌をもらうことが多くて、
ずいぶん味噌を買っていない気がする。
きっと昔はもっと多くの人が
自家製味噌を作っていたはずだから、
お互いに味噌の交換なんかも
よくやったのではないだろうか。
家で使う用と交換用と
両方を用意してたら、
ついつい味噌を作り過ぎた、
なんてこともけっこうあったはずだ。
一年の最後の日を
大晦日(おおみそか)
と言うけれども、
この語源は実は味噌から
来ているのではないか。
正月を迎えるにあたり
大掃除をしていたら、
いたるところから味噌が出て来る。
もらったヤツやら、
作り過ぎたヤツやら。
それで味噌を見つけるたびに、
「おお味噌か!」
を連発することになり、
やがてその日が
「おおみそか」
になったのではないか。
どう考えてもそうだ。