1年を振り返るには
まだ少し早い気がするが、
今年は実によく「燃やした」年だった。
それは情熱とか青春の炎ではなく、
物理的な意味で、である。
中でも一番燃やしたのが、
10月のキャンプでの「たき火」。
薪が使い放題ということで、
とにかく延々と燃やし続けた。
たぶん僕のこれまでの人生の
10年分くらいは燃やしたのではかろうか。
とにかく火は見てて飽きない。
それは炎が形をとどめることがなく、
常に変化し続けるからだろう。
考えてみれば「悟り」というのも、
不変の真理に辿り着くようなことではなく、
炎がそうであるように
真理にもカタチがないということを、
本当の意味で知るということなのだろう。