イギリスのEU離脱派が勝利した。
これによる影響について
さまざまな議論が交わされている。
しかし実際のところ、
「確かなことは誰もわからない」
というのが実際のところだろう。
しかしそんな状況の中で、
ひとつだけ確かなことがある。
「離脱ブーム」の到来だ。
今日もEU離脱派の勝利が
確定した瞬間に、
「楽天もパリーグ離脱すりゃいいのにな」
という声が聞こえてきた。
僕は正直それは
「現実的ではない」
と思ったので、
「ヤクルトとトレードすれば
いいんじゃないですか」
という案を提出し、
その方向で双方合意に至った。
おそらくAKB48でも、
これからは「卒業」よりも、
「離脱」が主流になるだろう。
離脱したメンバー同士で
「RDT48」が結成され、
そこからさらに離脱するメンバーが発生し、
「RDTRDT48」が結成され……。
という形で、
社会は混乱の一途を辿ることになる。
それだけでは収まらず、
学校からの「離脱」
会社からの「離脱」
都会からの「離脱」
支配からの「離脱」
離脱からの「離脱」
いろんな「離脱」が
列をなしてやってくるだろう。
だがそういう時にこそ、
「絶対に離脱してはいけないもの」
もまた明らかになるものだ。
さて、これから日本の社会は
未曾有の「多死社会」を迎えるわけだが、
寿命を終えてあの世に行くのも、
「何かと面倒なこの世からの離脱」
だと思えば、そんなに悪くない気もする。
空也上人は
「捨ててこそ。」
という金言を残した。
僕もこれから到来する
「離脱社会」に向けて、
全霊を込めた言葉をここに残そう。
「抜けてこそ。」
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