映画「杉原千畝 スギハラチウネ」 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
の世界同時公開で
映画館が興奮の坩堝と化していた
まさにその時。

僕はとなりのスクリーンで、
『杉原千畝 スギハラチウネ』を観ていた。

同じ「杉原」を名乗る者として、
この作品の鑑賞はもはや義務である。

とはいえ、ウチの杉原家は
杉原千畝とはどうも関係ないらしい。

つい最近も
ちょうど映画が公開中とあって、

「杉原さんって、もしかして
 杉原千畝と関係あるんですか」

とある人に聞かれた。

「ここだけの話、実はそうなんです…」

と言いたくなる誘惑と一瞬戦った後に、

「いや、どうやら関係ないようで……」

とやっとの思いで答えるたびに、
自分の小ささに打ちのめされる今日このごろだ。

それはさておき、
この映画の中では
しきりに「SUGIHARA!」
という名前が呼ばれるので、
容易に物語の中に入り込める。

晩年はちょっと不遇な感じで描かれているが、
もちろん英雄扱いされているので、
全国の杉原さんはそれだけでも
映画館に足を運ぶ価値アリだろう。

エンドロールにも
「杉原家」という表記が出てくるので、
想像力の強さ次第では
「俺も参加した感」
を得ることも可能だ。

全世界の杉原及びSUGIHARAは、
この機会を逃すべきではない。


にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村