スギッチのリストラ問題から、
秋田県の新キャラについて言及した。
提案したのは、
何をしてもすぐに飽きてしまう
「あきたくん」である。
この「あきたくん」の可能性について、
飽きずにもう少し考えてみたい。
はっきり言って、
このゆるキャラ群雄割拠の時代に、
単体で人気を維持しようとするのは
至難の業である。
そこで浮上してくるのが
「数で勝負」という発想である。
すでにお気づきの方もいるだろう。
「AKT48」構想である。
「あきたくん」単体では勝負にならないので、
いろんな「あきたくん」「あきたさん」を
48体集めてやれという安易な発想である。
「安易すぎるだろ!」
という意見もあるだろうが、
そもそも「ゆるキャラで県をアピール」
という発想がすでに安易なのだから
何の問題もない。
問題はそこではない。
「あきたくん」はとにかく
「飽きやすい」ところが売りなので、
メンバーとしての活動にも
すぐに飽きてしまうだろう。
そうすると脱退者が続出し、
「メンバーの入れ替わりが激しすぎる」、
あるいは「メンバーの数が維持できない」
という問題が発生してくる。
理想的なのは、
メンバーの中で突出した人気を得た者から
次々と「卒業」していくことである。
でもそうではなく
「飽きて脱退」となると、
「卒業」ではなく「中退」である。
卒業者を多く輩出するグループは
憧れの的になるだろうが、
中退者を多く輩出するグループは
さすがにいただけない。
秋田県がいま本当に解決すべきは、
この課題である。

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