「うまい棒」の裏切り | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
変化の激しい現代という
時代に生きていると、

「自分はこの社会から
 取り残されているんじゃないか」

と思うことがしばしばある。

つい先日もそんなことがあった。

あるお菓子屋さんで、
コイツを発見してしまったのである。





「うまい輪」だと!?

「うまい棒」じゃないのか!?

蜜月の仲だと思っていたオマエが、
いつのまにそんな姿に……。

なんだか古い友人に裏切られた気分だ。

「ひとこと言って欲しかった」

という想いと、

「気づいてやれなくて申し訳ない」

という想いが、
複雑に交差しては胸を締めつける。

他のみんなは知っていたのだろうか。

俺だけが知らなかったのか。

つい気が動転して、
買う事もできずに店を後にしてしまった。