ベーテル夏の一日 | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
先日、「ベーテル夏の一日」というイベントで、
絵本と紙芝居と弾き語りをやらせてもらった。
東京ベーテルのイベントに
出演させてもらうのはこれで二度目である。

夏祭りということで
張り切って浴衣を着て行ったのだが、
さらにギターを背負って紙芝居を持つ姿は
さぞかし異様だったことと思う。

波田陽区と間違えて誰かに「残念!」
とか言われるんじゃないかと
ビクビクしながらの道中だった。

例年この夏祭りは屋外でやっているそうだが、
今年は放射能の影響を考えて
屋内での実施になったとのこと。

しかし子供たちがたくさんいる場所は
とにかく活気にあふれていて明るい。
会場に入ったとたん、
子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきた。
よく聞くと、お母さんたちのはしゃぐ声も
いっしょに聞こえてくる。

何かと思ったら、スイカ割りである。
僕もさっそく参加させてもらったが、
見事な空振りに終わった。
はたから見てると絶対成功しそうなのに…><

ほかにもプールやヨーヨー釣り、
しゃぼん玉やままごとセットなど、
屋内とは思えないほど遊びが充実。
親御さんたちの想いが伝わってくるようだった。
僕もその想いに便乗させてもらって、
久々のヨーヨー釣りに興じた。


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なつかしい…


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遊びが充実!


お昼ごはんをごちそうになって、
いよいよ僕の紙芝居の時間。

お母さんたちの粋なはからいで、
子供たちに「スギにいさーん!」
と呼ばれて登場する演出。

34歳にもなって、「スギにいさんだよ♪」
と言って登場するのは若干ためらいがあったが、
男にはやらねばならない時があるのだ。

手始めにやったのは、絵本の『うんこ!』。

もちろん子供たちは
喜んで聞いてくれたのだが、
むしろ親御さんたちにウケていたのが
僕としてはなんともうれしかった。

上演後は、子供たちから
「うんこもっかいやって~」
「うんこ~」「うんこ見たい~」
という声が相次ぎ、目論み通り
「うんこ脳」への洗脳に成功した。
今日の目的はこれでほぼ達成である。

ついでに、2つの紙芝居
『じいさまときつね』
『りんごくんのおうちはどこ?』
も演じた。

意外だったのは、
おばけが出てくるこわい話、
『じいさまときつね』についても
「もう一回やって~!」
という声があったことである。

これのせいで『うんこ!』の印象が
薄くなってしまったら元も子もない。
いろいろ考えさせられた。


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メインはうんこ


その後は弾き語りで、
「あめふりくまのこ」「しゃぼん玉」
「でんでんむし」「どんぐりころころ」
をみんなでいっしょに歌った。

これでひとまず終わりだったのだが、
親御さんたちのご要望により
数曲をオンステージ。
スピッツの「空も飛べるはず」、
奥田民生の「イージュー☆ライダー」
をやらせてもらった。

そう、形の上ではいちおう
依頼されて出演しているのだが、
実際には僕のほうが
やらせていただいているのである。

子供たちと接していると
こっちが元気をもらえるし、
人前で弾き語りができる機会など
実はそうそうないのである。
とってもありがたいことだ。

しかもふだんはなかなか聞けない
子育ての現場の声なんかも聞けて、
とっても学びの多い時間でもある。

こうしたご縁をくれたYさんには
とっても感謝している。
やっぱり「うんこ」の洗脳は
子供のうちにしておくのが一番なのだ。

さて、このイベントの後に一旦帰宅し、
大学院の「自主修了式」に向かったのだが、
それはまた、次のお話。

長文失礼いたしました。


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スプーンとクッキーをいただきました