サンタさんへの気遣い | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
今日はクリスマスイブなので、
僕のクリスマスの思い出話をひとつ。

あれは僕が幼稚園か、
小学校1、2年生ぐらいの頃だったと思う。

クリスマスイブの夜、
サンタさんにプレゼントをもらおうと、
紙に欲しいものを書いて
枕もとに置いておいた。

僕は「クルマのおもちゃが欲しいです」。
兄は「バイクのおもちゃが欲しいです」。

ワクワクしながら朝を迎えたら、
枕もとにはサンタさんからのプレゼントが!!

やったー!!と大喜びしたのだが、よく見ると、
僕が欲しかったクルマは兄の枕もとに。
兄が欲しかったバイクは僕の枕もとに。

そう、逆に置かれていたのである。

これが今なら互いに交換して済む話なのだが、
なにぶん当時はピュアだった(今もだが)。

「せっかくサンタさんが
 僕にくれたものだから…」

と、互いにサンタさんに気を使って、
不本意な方のおもちゃを所有することに。

「それちょっとやらせて?」
「いいよ。そっちもちょっとやらせて。」
などと言いながら遊んでいた。

そんな子どもたちの姿を、
お父さんとお母さんは
どんな顔で見ていたのだろう(笑)

ていうかそんな風に育てた
お父さんとお母さん、すげえな。
自分の親ながら。

一人暮らしの今はなおさら思う。
家族と一緒に過ごせるクリスマスは
とても幸せな時間である。

クリスマス、あなたは誰と過ごしますか?