杉原さんと杉山さん | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」
僕の名前は「杉原」だが、
よく「杉山」と間違えられる。

この間などは立て続けに
3人ぐらいに「杉山さん」と呼ばれて、

「もしかしたら俺、
 本当は杉山なんじゃないか?」

と思ったほどだ。

だがそのとき、僕はあることに気づいた。

「杉原」がよく「杉山」に
間違えられるということは、
同じように「杉山」さんも「杉原」に
間違えられているのではないか?

たまたま近くに
女性の杉山さんがいたので、
さっそく聞いてみた。


「あの、僕の名前は杉原じゃないですか。
 でもよく間違えて「杉山さん」って
 呼ばれることが多いんですよ。
 杉山さんは、逆に「杉原さん」って
 間違えて呼ばれることってないですか?」


「ないですね。」


ないそうだ。

この違いは一体何なのか。

僕個人の問題なのか。
僕が杉原のくせに「杉山顔」なのか。

それとも全国の杉原さんは
同じ問題をかかえているのだろうか。

謎は、深まる、ばかりだ。