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近畿大学附属高等学校・中学校
入試説明会へ行ってきました。✏️
先輩や後輩が先生をされていたり、
教え子も先生でいたり、
生徒ももちろん、
私の知友人のご子息・ご令嬢も
通っていたりするので、
つい、身内贔屓してしまいそうですが、
それらを差し引いても、
良い学校だなあと思っています。
和歌山の大学進学実績をみると、
東大、京大、阪大、神戸大の数では、
智辯を筆頭に、近附、桐蔭
そして向陽となっています。
ただ、近大附属さんは、ゴリゴリの進学校
というよりは、自由な校風で、
公立の匂いのする私立という表現を
よく耳にします。
また、「入試説明会」ってほんとうに
学校のカラーがよく出ているのですが、
実際に入試について、出題の意図まで、
詳しく教えていただけるのは、
塾としては、とてもあがたい場です。
また、近年、広報活動、革新的な動きを
活発にされていて
受験生も増加傾向なようです。
歴史があり、大学の附属校というのは、
ほんとうに難しいと思われますが、
そこは、素晴らしいと思います。
今後もさらに、バスの本数が増えたり、
４５分授業の実施、放課後活動の充実、
土曜日を一部休業日へという
改革を実施されるのだそうです。
一重に、新しくなった大学入試への対応、
ＩＣＴの活用、効率化、そして
生徒が主体的に学び、学校生活を楽しめる
環境作りであり、イノベーションなので
しょうね。
とても、勉強になりました。
近大附属さんといえば、
色々な物語があるのですが、
こんなケースがありました。
その子は桐蔭向陽を目指していた女の子。
学校説明会を聴きにいき、
「近附に行きたい」と進路変更。
無事合格してからも、がんばりやの彼女は
現大阪公立大学に現役合格します。
もう立派な社会人なのですが、
偶然にも、今在籍されている子の
お父さんと同じ職場ということが
わかります。
そして、お母さんからは、
「とても仕事のできる方で。
勉強ができるとか、高学歴というよりも、
ほんとうに『賢い』方だ」と
言ってましたよと、
教えてくださいました。
とっても立派になっているのが
とても嬉しく思いました。
もう一人の子は、近附でサッカーが
したいと
がんばっていた男の子。
ところが中３の最後の大会前に、
練習試合で脚を骨折してしまいます。
すっかり落ち込み、くさっていました。
勉強にも身が入らず、成績は
下がっていきます。
「どうでもいいねん」と
取り付く島もない状況でした。
もちろん、しっかりと詰めていきました。
「いつまで、落ち込んでるふりしてる？
もう、いいやろ？
ケガで、試合も出られないけれど、
逆に考えたら、他の受験生より
より早く受験勉強に集中できるやん。
近大附属に合格する可能性もあがる。
高校入って、そこで、サッカーも
思いっきりやれよ！」と
それから、地獄の夏期講習を経て、
無事、合格します。
その後、サッカーもがんばりながら、
勉強もしっかり成績をキープし、
推薦で、早稲田に決まります。
「あの中３のとき、くさったままで
中途半端に勉強もしてなかったら、
きっと今はなかったと思う」
「そやな、人生万事塞翁が馬を
体現したね」
毎年そうですが、
受験生は人数ではなく、
１人ひとりに人生があります。
その子にとっては、かけがえのない
自分の人生、ひとつだけ、一回きり。
悔いなく９月も勉強三昧です！！！！！
お土産までいただきました。
ありがとうございます。