お父さんの時代はな | 塾 岩出・紀の川で学習塾・進学塾をお探しのあなたへ

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■2023年度合格実績■
桐蔭5名向陽2名開智7名信愛3名那賀7名粉河5名北1名笠田1名市和1名羽衣1名近泉1名初橋8名浪商1名和高専1名
和歌山大1名立命館大1名関西大1名関西外大1名宝塚医療1名和県看1名野上1名
和大附中1名近大和中2名奈良智辯1名

来年度から「学習指導要領」が改訂されることをご存知ですか?


入試が変われば、指導も変わります。


今回は、小・中・高校と1年毎に実施されていきます。


「学習指導要領」と言われても、

実際にお父さん、お母さんが

目にすることはほとんどないでしょう。


教科書が変わった!

英語が始まる!

などで、

なんとなく耳にされたことは

あるのではないのでしょうか。


特に小・中学生以下のお子様をお持ちの

親御さんは、是非

少しでいいので気にかけてあげてくださいね。


指導要領とは、

学校で「教員が何を教えるか」

という観点を中心に作られている、

指導の大元となるものなのです。


新指導要領ではこの点も、

今までとは違うものに

なっているようですが。


9・10年をサイクルに改訂され、

その間に教科書改訂もされてきました。


そこで今回は、過去約50年に遡って、

その移り変わりについて

見てみたいと思います。


みなさんご自身の頃は

いかだったでしょうか。



父「お父さんが小学生の頃はな…」


娘「今は時代が違うの!」


そうなんです。違うんです。



◼︎昭和36年(1961年)から


学校教育の基準としての性質が

明確化される

道徳の時間新設、基礎学力の充実等

小6:1085時間 

中3:1120時間




◼︎昭和46年(1971年)から


教育内容の一層の向上

もっとも過密なため授業が早く

「新幹線授業」などと呼ばれた。

小6:1085時間 

中3:1155時間



◼︎昭和55年(1980年)から


「ゆとり」ある充実した学校生活の実現

小6:1015時間 

中3:1050時間

【大量についていけない生徒を

生んだ反動の「第一次ゆとり教育」

ともいわれる】



◼︎平成4年(1992年)から


社会の変化に自ら対応できる

心豊な人間の育成

週休2日スタート 

教員の労働時間短縮を目指す


1992年第土曜 

1995年第2・4土曜

2002年毎週土曜

新学力観(関心・意欲・態度)登場

個性を活かす教育



◼︎平成14年(2002年)から


自ら学び自ら考える力などの

「生きる力」(いわゆる「ゆとり」)

の育成

「総合的な学習時間」の新設

小中同時改訂、内容3割削減


小6:945時間 

中3:980時間



◼︎平成23年(2011年)から


「生きる力」の育成

基礎的・基本的知識・技能の習得

思考力・判断力・表現力等の

育成のバランス

脱ゆとり授業コマ数増加

小学校外国語活動の導入

小6:980時間 

中3:1015時間



◼︎令和2年(2020年)から


今回の指導要領改訂は?

小6:1015時間 

中3:1015時間


小学生に英語分が増加





いかがでしたか。

箇条書きでしたが、

その当時の時代背景を受けながら

ずいぶんと変化してますよね。



令和の時代の新学習指導要領については、

また少しずつお伝えしていきたいと思います。