「遊び」は「学び」、娯楽にしない | 学びスタジオ®︎ブログ〜教育あれこれ

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小さな個人塾を経営しています。「一緒に学ぶと、可能性が広がる」と考えています。教えるより、考えるように導きます。子どもと一緒に考えると、子どもが能動的に考えるようになります。そして、一緒に考える楽しさと、一人で考え抜く力を身につけていきます。



こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、遊びについてかきます。


❤︎子どもにとって「遊び」とは


子どもにとっての遊びは、

心身の成長には欠かせない、

食事や睡眠などと同じくらい重要なものです。


遊びの中で、

怪我をしたり

傷ついたりして

次に失敗しないために一生懸命考え、行動し、解決策を見出します。


これが、

子どもの脳を育てるのに何よりも重要です。


❤︎遊びが育てる


❶脳や体を発達させる


遊びは、

心身の発達に大きな影響があります。


鬼ごっこなどの体を動かす遊びは、

走ることで体力の向上、

体を機敏に動かす力、

瞬発力、

判断力などを鍛えていくことができます。


さらに

ルールを守って遊びを楽しむことで

社会性を身につけ、
コミュニケーション能力を高めます。


ただ体を使うだけの遊びに見えても、

幼児の脳はさまざまなことを吸収しています。


走ること、

タッチすること、

ぶつかったり転んだりしないように体を動かすことなどを学びます。


❷創造性や柔軟性を育てる


遊びは、

独創性や柔軟性を育てます。


子どもはときに

大人が考えつかないような突飛な発想をしますが、

これは子どもの脳が柔軟で創造性に溢れているからです。


創造性や柔軟性を養うためには、

とにかく子どもに自由に遊ばせることが大切です。


最初から大人のまねばかりさせたり、

ルールで厳しく縛りつけてしまうと

独創性や柔軟性は育ちません。


独創性、創造性、柔軟性などは、

大人になってから得ようと思って得られるものではありません。


小さい頃からさまざまな遊びをして、

さまざまなものに触れて、

さまざまな考え方をすることで、

大人になってもこれらの力を発揮することができます。


❸自発的な力を育む


遊びは、

自発性を育むことができます。


よく似ているけれども

娯楽とは違います。


娯楽は、

テレビを見たり

自動で動くおもちゃで遊ぶようなとせた

受動的で、

暇つぶし的で、

蓄積性のない消費的なものです。


一方、

遊びは、

自発的で、

日常的なものであり、

その知識は蓄積されていきます。


また、
継続性があり、

日常のなかで遊びを見つけていくことができます。


❤︎子どもの心と体の発達に必要な「遊び」


❶ごっこ遊び・素朴なおもちゃ遊び


ごっこ遊び、素朴なおもちゃ遊びは、

創造性や柔軟性を鍛えます。


シンプルなごっこ遊びは、

自由な発想で遊ぶことができます。

子どもは独自のルールや楽しみ方を見つけて、脳を発達させていきます。


コミュニケーション能力を養うこともできます。


積み木などの
素朴なおもちゃ遊びは、

創造を膨らませたり、

好奇心を高めます。


シンプルで素朴さが大切です。


❷スポーツゲーム


スポーツなどのゲームは

社会性を育てます。


ルールを守ることで、

その大切さを感じ、

集団行動やコミュニケーション能力など

社会性が身につきます。


❸外で遊ぶ


外で遊ぶことで社会性が身につきます。


幼児の脳を発達させるためには、

テレビゲームではなく、

外遊びが大切です。


外で遊ぶことで、

子どもは生きていく方法を学びます。


自然に触れることで

触覚や視覚、聴覚などを刺激し、

好奇心、

想像力などを膨らませることができます。


遊具を使ったり

自然のなかを駆け回ることで、

体力、身体能力を高めることができます。


周囲の大人や同年代の子どもと接する機会が増え、

コミュニケーション能力、社会性を養っていきます。


❤︎まとめ。「遊び」は「学び」、娯楽にしない


子どもの「遊び」を

その場しのぎの娯楽にしないことが大切です。

シンプルで素朴な遊びや

スポーツゲームや

外遊びは、

子どもの脳や体に継続して蓄積していく

「学び」そのものです。


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